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「会議で急に意見を求められて、頭が真っ白になった」
「言いたいことは頭にあるのに、話し始めるとまとまらない」
「説明が長いね、と言われてしまう」
こんにちは、多本読造です。
社会人になると、報告・相談・会議・プレゼンなど、自分の考えを言葉にする場面が一気に増えます。ところが、学生時代に「言語化」の練習をしてきた人はほとんどいません。だからこそ、伝えることに苦手意識を持つ20代・30代はとても多いのです。
今回解説するのは『瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。』です。言語化能力を1日わずか6分のトレーニングで鍛える方法が書かれた一冊です。
こんな人におすすめ
- 会議や商談で、とっさに意見を言えない
- 頭では分かっているのに、言葉にすると伝わらない
- 話し方の本を読んでも、いまいち効果がなかった
この記事でわかること
- この本が定義する「言語化能力」とは何か
- 具体的なトレーニング方法(5ステップ)
- 実際にやってみた結果と率直な感想
- 仕事で使うためのコツ
1. 結論とこの本のポイント
言語化とは「何を伝えるか」である
世の中にある言語化の本の多くは「どう伝えるか(How)」を扱っています。話し方・伝え方・構成の作り方。そういった本は山ほどあります。
しかしこの本が問うのは、そもそも「何を言うか(What)」のクオリティをどう上げるかです。伝え方の前に、中身を鍛える。その視点が他の言語化本と一線を画すポイントです。
なぜ「話し方」を学んでも伝わらないのか
話し方のテクニックをいくら学んでも、伝える中身がはっきりしていなければ、相手には届きません。
「結論から話しましょう」とよく言われます。でも、そもそも自分の結論が決まっていなければ、結論から話すことはできません。伝わらない原因の多くは、話し方ではなく「考えがまだ言葉になっていないこと」にあるのです。
1日6分で言語化能力は鍛えられる
本書で紹介されているトレーニングを毎日6分続けることで、瞬時に言いたいことを言葉にできるようになる。それがこの本の約束です。
2. 具体的なトレーニング方法
方法はシンプルで、今日からすぐに始められます。
- A4のノート(またはルーズリーフ)を1枚用意する
- ページ上部に問いを書く(例:「理想のチームとは?」「働く上で最も必要なスキルは?」など)
- ページを上下2分割し、上半分に思いついた答えを書く
- 下半分にその答えの理由を書く(「なぜそう思うのか」を深掘り)
- これを2分で行い、1日3セット(計6分)繰り返す
問いのネタに困ったら、本書巻末の例題リストが使えます。毎回ゼロから考える必要はありません。
このトレーニングの狙いは、「答えを出す力」と「その根拠を言葉にする力」を同時に鍛えることです。答えを書くだけでなく、「それってつまりどういうこと?」と自分に問い返す習慣が、思考の深さと言語化の速さを同時に育てます。
仕事の問いに置き換えると効果が上がる
慣れてきたら、問いを自分の仕事に関係するものに変えてみるのがおすすめです。
- 今のチームの一番の課題は?
- このプロジェクトで一番大事なことは?
- 自分がこの1年で伸ばしたい力は?
実際の会議で聞かれそうな問いで練習しておけば、本番でも言葉が出てきやすくなります。
3. 実践してみた結果と感想
実際にルーズリーフを使って試してみました。やってみて気づいたことを正直にお伝えします。
2分はとにかく短い
思った以上に時間がありません。考えている余裕はなく、思いついたことをとにかく書き続ける必要があります。初回は3セットとも「理由の深掘り」まで書ききれませんでした。それだけ「瞬時に言語化する」ことの難しさを実感しました。
継続のハードルが低い
準備を含めても10分かかりません。「1日10分が確保できない」という人は少ないはずで、継続しやすい設計になっていると感じました。習慣化のしやすさという点では、かなり優秀なトレーニングです。
効果は長期戦で判断する
1〜2回やっただけで「言語化できるようになった!」とはなりません。これは当然のことで、筋トレと同じように継続が前提です。このブログでは引き続き実践を続け、言語化能力の変化を追いかけていく予定です。
今日からできる1つのこと
今夜、寝る前に1セットだけ試してみてください。問いは「今日の仕事で一番よかったことは?」で十分です。
答えと理由を2分で書く。それだけで、明日の朝礼や会議で話すときの感覚が少し変わるはずです。
まとめ
「言いたいことが言えない」状態から抜け出したい方に、自信を持っておすすめできる一冊です。
伝え方を磨く前に、伝える中身を磨く。この順番を知っているだけで、言語化への向き合い方は大きく変わります。1日6分、まずは今日の分から始めてみませんか?
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