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「毎日残業しているのに、仕事が終わらない」
「言いたいことがうまく伝わらない」
「このまま今の会社にいていいのか分からない」
こんにちは、多本読造です。
20代・30代は、仕事の悩みがいちばん増える時期です。任される仕事が増え、人間関係も複雑になり、将来のことも考え始めます。
でも、その悩みのほとんどは、すでに誰かが本の中で答えを出しています。
この記事では、当ブログでこれまで解説してきた本の中から、仕事に悩む20〜30代に読んでほしい7冊を「悩み別」に紹介します。全部読む必要はありません。いまのあなたの悩みに近いものから1冊だけ選んでください。
まずは診断:あなたの悩みはどれ?
| いまの悩み | おすすめの本 |
|---|---|
| 仕事が終わらない、段取りが悪い | ①『段取りの教科書』 |
| 言いたいことがうまく伝わらない | ②『瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。』 |
| 職場の人間関係がしんどい | ③『人を動かす』 |
| 勉強しているのに成長している気がしない | ④『アウトプット大全』 |
| 仕事のストレスと不安で疲れている | ⑤『ストレス脳』 |
| 何をやっても行き詰まっている | ⑥『Anatomy of a Breakthrough』 |
| 職場やチームの仕組みが変わらない | ⑦『Reset』 |
① 仕事が終わらない人へ:『トップ1%が大切にしている仕事の超キホン 一生使える「段取り」の教科書』
こんな人におすすめ
- 毎日やることに追われて、気づいたら1日が終わっている
- 「段取りが悪い」と言われるが、何を直せばいいか分からない
「段取りが大事」とはよく言われますが、具体的に何をすればいいのかを教わる機会はほとんどありません。
著者の鳥原隆志さんは、仕事の優先順位を判断する力を鍛えるトレーニングの専門家です。この本は、段取りを「才能」ではなく、誰でも身につけられる「手順」として説明してくれます。
社会人になって数年たち、自分で仕事を回す立場になった人に最初に読んでほしい1冊です。
▶ 詳しい解説はこちら:「段取り」の教科書を解説
② うまく伝えられない人へ:『瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。』
こんな人におすすめ
- 会議で意見を求められると頭が真っ白になる
- 頭では分かっているのに、言葉にすると伝わらない
伝わらない原因は、話し方ではなく「考えが言葉になっていないこと」にあります。
この本は、1日数分のトレーニングで言語化の力を鍛える方法を紹介しています。報告・相談・プレゼンなど、仕事のあらゆる場面で効いてくる力です。
▶ 詳しい解説はこちら:『瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。』を解説
③ 職場の人間関係に疲れた人へ:デール・カーネギー『人を動かす』
こんな人におすすめ
- 上司や同僚とのやりとりで消耗している
- 正しいことを言っているのに、相手が動いてくれない
1936年に出版されてから今も読まれ続けている、人間関係の本の原点です。
「人を批判しない」「相手の立場に立って考える」など、内容はシンプルです。でも、実際にできている人はほとんどいません。部下や後輩ができ始める20代後半から30代にこそ効く1冊です。
▶ 詳しい解説はこちら:『人を動かす』を徹底解説
④ 成長している実感がない人へ:樺沢紫苑『学びを結果に変えるアウトプット大全』
こんな人におすすめ
- 本やセミナーで学んでいるのに、仕事に活かせていない
- 自己投資をしているのに、成長している気がしない
学んでも結果が出ない原因は、インプットに対してアウトプットが足りないことにあります。
この本は「話す」「書く」「行動する」など、学びを結果に変えるためのアウトプットの方法を具体的に紹介しています。この記事を読んだあと、何か1つ行動に移すところから始めてみてください。
▶ 詳しい解説はこちら:『アウトプット大全』を解説
⑤ ストレスと不安で疲れている人へ:アンデシュ・ハンセン『ストレス脳』
こんな人におすすめ
- 日曜の夜になると気分が沈む
- 理由のはっきりしない不安がずっと続いている
スウェーデンの精神科医が、不安やストレスがなぜ生まれるのかを脳の仕組みから説明した本です。
不安は「あなたが弱いから」ではなく、脳が身を守るために正しく働いている結果だと分かるだけで、気持ちはかなり楽になります。
▶ 詳しい解説はこちら:『ストレス脳』の書評
▶ あわせて読みたい:『メンタル脳』の書評
⑥ 行き詰まりを感じている人へ:Adam Alter『Anatomy of a Breakthrough』
こんな人におすすめ
- キャリアや仕事が停滞していると感じる
- 頑張っているのに抜け出せない
NYU(ニューヨーク大学)の教授が、人がどうやって停滞から抜け出すのかを研究した本です。
停滞は失敗ではなく、やり方を変えるタイミングを知らせる「信号」だという考え方は、キャリアに悩む20〜30代にとって大きな救いになります。まだ邦訳が出ていない本なので、当ブログの解説記事から読むのがおすすめです。
▶ 詳しい解説はこちら:『Anatomy of a Breakthrough』を解説
⑦ 職場が変わらないと感じている人へ:Dan Heath『Reset』
こんな人におすすめ
- 職場の非効率な仕組みにうんざりしている
- 変えたいけれど、何から手をつければいいか分からない
『アイデアのちから』などで知られるヒース兄弟の1人、Dan Heathの本です。
うまくいっていない状況を、力ずくではなく「てこ」の効くポイントを見つけて動かす方法が書かれています。チームのリーダーを任され始めた人に特におすすめです。
▶ 詳しい解説はこちら:『Reset』を徹底解説
まとめ:まずは1冊だけ、今の悩みに近い本を
仕事の悩みは、1人で抱えているとどんどん大きくなります。でも、本を開けば、同じ悩みを乗り越えた人の知恵に出会えます。
この記事で紹介した7冊を、もう一度まとめます。
| 悩み | 本 |
|---|---|
| 仕事が終わらない | 『段取りの教科書』 |
| 伝わらない | 『瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。』 |
| 人間関係がしんどい | 『人を動かす』 |
| 成長実感がない | 『アウトプット大全』 |
| ストレス・不安 | 『ストレス脳』 |
| 行き詰まり | 『Anatomy of a Breakthrough』 |
| 職場が変わらない | 『Reset』 |
全部読む必要はありません。いちばん心に引っかかった1冊から始めてみてください。
